二の腕に位置する上腕三頭筋は、腕の太さや力強さに大きく影響する筋肉で、鍛えると二の腕の引き締めや筋肥大を促進できます。
しかし、初心者の方は、ダンベルの選び方や動かし方、トレーニング種目のやり方などに悩むことが多いでしょう。
そこで今回は、効率的に鍛えるための重量や回数の目安、フォームのポイントなどを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
上腕三頭筋を鍛える場合は、適切なダンベル選びと動かし方がとても重要です。
筋トレ初心者の方でも効率良く、安全に鍛えられるようにそれぞれ解説していきます。
初心者の方がダンベルで上腕三頭筋を鍛えるには、まず適切な重量のダンベルを選ぶことが大切です。
ダンベルの重量が軽すぎると筋肉に刺激が足りず、重すぎるとフォームが崩れたり怪我をしたりするリスクが高まります。
初心者の方は、自分の力に合わせて、8〜12回程度の反復ができる重量のダンベルを選ぶと良いでしょう。
回数が多すぎるトレーニングは、筋持久力が向上しますが、筋肥大にはあまり効果がありません。
逆に回数が少ないと筋力は向上しますが、筋肉の疲労や損傷が大きいです。
また、1セットの回数だけでなく、セット数や休憩時間(インターバル)も重要です。
上腕三頭筋のメニューを組む際は、3〜4セットを行い、各セットの間には60〜90秒のインターバルを取ると効率よく鍛えられます。
負荷を調整する方法としては、ダンベルの重量を変更して、自分の筋力に合わせることが良いでしょう。
ダンベルの重量を増やす以外にも、1セットの回数を増やす、セット数を増やす、インターバルを減らすなどの方法があります。
ダンベルで上腕三頭筋を鍛えるには、正しいフォーム・やり方がとても重要です。
反動を使ってダンベルを振り上げたり、肘を動かしたりすると、上腕三頭筋に負荷がかからず、効果が半減します。
また、フォームを崩したトレーニング方法は、関節や他の筋肉に負担がかかり、怪我の原因になるため注意しましょう。
筋肉を鍛える上では、トレーニングの回数をこなすよりも、ダンベルの重さを感じながら1回の質を高めることが重要です。
ダンベルを動かすときは、肘を固定し、上腕三頭筋に意識を集中して、ゆっくりと伸ばしたり曲げたりするようにしましょう。
動作の速度も一定に保ち、急激に加速したり減速したりしないことがポイントです。
ダンベルを持ち上げるときは、息を吐きながら、ダンベルを下ろすときは、息を吸いながら行いましょう。
正しい呼吸法を意識したトレーニングは、体幹に力が入りフォームが安定するので、上腕三頭筋へ意識が集中して効率よく鍛えられます。
ここからは、初心者でも気軽に行えるダンベル筋トレメニューについてご紹介します。
ダンベルを使用して筋肉を鍛えて、少しずつ腕周りを理想の形へ引き締めましょう。
フレンチプレスは、ダンベルひとつで行えて初心者にもおすすめなトレーニングです。
上腕三頭筋の中でも、肩甲骨と前腕の骨につながっている長頭に効果的な種目で、二の腕の太さや形を作る役割があります。
キックバックは、ダンベルとベンチを使用したトレーニングで、片手ずつ行う種目になります。
上腕三頭筋の中でも、腕の太さや力強さに影響する、短頭(外側頭)と呼ばれる部分に効果的なトレーニングです。
テイトプレスは、上腕三頭筋をバランスよく鍛えられる筋トレ種目です。
可変式ダンベルを使用すると、筋力に合わせた最適な重量でトレーニングを行えるので、効率よく鍛えられます。
上腕三頭筋は二の腕部分に位置しており、腕を伸ばしたり、ひねったりする動作で作用する筋肉です。
三頭筋は、長頭、短頭(外側頭・内側頭)の3つの部分に分かれています。
腕の筋肉の中で、知名度の高い上腕二頭筋(力こぶ)よりも、上腕三頭筋の方が2倍近くの大きさがあるため、筋トレ初心者の場合、鍛えると腕の形や太さへの影響が大きいです。
上腕三頭筋は、二の腕の美しさや機能性に大きく影響する筋肉です。
ダンベルを使って効果的に鍛えると、筋力以外のメリットも期待できます。
筋トレで上腕三頭筋を鍛えるメリットは、以下の通りです。
この記事では、トレーニング初心者の方に向けて、ダンベルで上腕三頭筋を効果的に鍛える方法やメニューについてご紹介しました。
上腕三頭筋は、二の腕に位置する筋肉で、腕の太さや力強さに影響し、筋トレで鍛えると、二の腕の引き締まりや筋肥大を促進することができます。
ダンベルで上腕三頭筋を鍛えるコツは、以下の通りです。
ダンベルで上腕三頭筋を鍛えることは、初心者でも簡単にできます。
ぜひ、この記事を参考にして、二の腕を美しく強くしましょう。
監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)
高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。