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今回は、懸垂ができない人に向けて、できない理由と対策方法を徹底解説します。

上半身の筋力を高める効果的なトレーニングですが、なかなかできない人も多いのではないでしょうか?

懸垂ができないと、自信がなくなったり、挑戦する気力が失せたりするかもしれません。

しかし、懸垂ができないのにはいくつかの理由があり、それぞれ適切な対策を行えば、できるようになる可能性が高まります。

懸垂ができるようになると、筋力だけでなく、姿勢や体型も改善されるでしょう。

懸垂に挑戦したい人は、ぜひこの記事を参考にして出来ない理由を対策してみてください。

では、早速見ていきましょう。

この記事で分かること
  • 懸垂ができない理由
  • できるようになる対策ポイント


なぜ懸垂(チンニング)が出来ないか?|原因の解説

懸垂ができない理由

懸垂(チンニング)ができない理由は、大きく分けて以下の4つです。


できない理由①:握力が足りない

懸垂をするには、まず棒をしっかりと握る必要があります。

しかし、握力が足りないと、全体重がかかりながら棒を持ち続けることができません。

握力は、手や指の筋肉の強さに関係しており、日常生活であまり使わないため、衰えやすいです。

握力が足りない人は、懸垂だけでなく、他のトレーニングにも影響が出る可能性があります。


できない理由②:体重が重い

体重が重くて懸垂ができない

懸垂をするには、自分の体重を持ち上げる必要があります。

しかし、単純に体重が重いと、それだけ負荷が大きくなるので、より多くの筋力が必要です。

体重が重いと懸垂だけでなく、他のトレーニングのパフォーマンスが低下する可能性があるため、懸垂に挑戦する前に、減量や引き締めを行うことがおすすめです。


できない理由③:懸垂に必要な筋力が少ない

懸垂に必要な筋力が少ない

懸垂をするには、背筋や腕力など上半身の筋力が必要です。

しかし、懸垂に必要な筋力が少ないと、自分の身体を引き上げられません。

筋トレ初心者の方や必要な筋力が少ない方は、懸垂の前に、ダンベルカールやローイングなど、背筋や腕力の筋トレで強化すると良いでしょう。


できない理由④:フォームが間違っている

正しいフォームを身に着ける

懸垂をするには、正しいフォームが必要です。

しかし、懸垂のフォームが間違っていると、懸垂ができないだけでなく、トレーニングの効果が減少したり、怪我のリスクが高まったりします。

懸垂の正しいフォームは、以下のようになります。


懸垂の正しいフォーム
  1. 棒を肩幅よりやや広めに握る
  2. 肘を伸ばしてぶら下がる
  3. 肩甲骨を寄せて背筋を使う
  4. 胸を棒に近づけるように引き上げる
  5. 肘を曲げて最大限まで上げる
  6. ゆっくりと下ろす

懸垂ができるようになる対策方法&コツ

懸垂ができるようになる対策方法

できない理由を確認したら、次は対策方法を実践しましょう。

懸垂ができるようになる対策法やコツは、以下の4つです。


ぶら下がりで握力を強化する

握力が足りない人は、ぶら下がりで握力を強化するのがおすすめです。

ぶら下がりは、手や指の筋肉を鍛える効果があり、初心者の方でも手軽に行えます。

ぶら下がりトレーニングのやり方
  1. 棒を肩幅よりやや広めに握る
  2. 肘を伸ばしてぶら下がる
  3. できるだけ長くぶら下がる
  4. ぶら下がりの時間を徐々に伸ばす

ぶら下がりは、懸垂の前後に行うことで、握力をアップできます。

握力の強化に伴い、懸垂の回数や時間も増やせるでしょう。


減量や引き締めを行う

減量や引き締めを行う

体重が重い人は、減量や引き締めを行い原因の解消をするのがおすすめです。

減量や引き締めは、体重を減らすだけでなく、筋肉量を増やす効果もあります。

減量や引き締め方法は、以下のようになります。

  • 食事は、野菜やタンパク質を中心に摂る
  • 食事の量は、自分の消費カロリーに合わせて調整する
  • 飲み物は、水やお茶などの無糖のものを選ぶ
  • 運動は、有酸素運動と筋トレをバランスよく行う
  • 運動の強度や時間は、自分の体力に合わせて調整する

減量や引き締めは、懸垂の効果を高めるためにも重要です。

減量や引き締めを続けることで、体重が軽くなり、自分の体を引き上げやすくなります。

懸垂では筋力と体重のバランスが大切なので、減量により筋肉量を減少させないように注意しましょう。


必要な背筋や腕力を強化する

懸垂に必要な背筋や腕力を強化する

懸垂に必要な筋力が少ない人は、背筋や腕力を強化することがおすすめです。

背筋や腕力を強化するには、ダンベルや自重トレーニングなど懸垂以外のトレーニングを行い、少しずつ筋力を鍛えていきましょう。

背筋や腕力を強化できるトレーニングの例はこちらになります。

  • レッグレイズ:棒にぶら下がり、足を前方に上げる
  • ダンベルローイング:体を前傾させてダンベルを引き寄せる
  • プルオーバー:ベンチに横になり、ダンベルを頭上に持ち上げる
  • ダンベルカール:ダンベルを持ち、腕を曲げて上げる

これらのトレーニングで、懸垂に必要な筋肉を強化していくことで、懸垂の動作がスムーズになるでしょう。

特に筋トレ初心者の方は、身体の基礎を作るためにやっておきたいトレーニング種目です。


正しいフォーム・やり方を身につける

懸垂の正しいフォームを身につける

懸垂のフォームが間違っている人は、正しいやり方を身につけると、スムーズに懸垂を行えるかもしれません。

正しいフォームのポイントを確認してみましょう。

  1. 棒を肩幅よりやや広めに握る
  2. 肘を伸ばしてぶら下がり、肩を下げておく
  3. 肩甲骨を寄せて背筋を使う
  4. 胸を棒に近づけるように引き上げる
  5. 肘を曲げて最大限まで上げる
  6. ゆっくりと下ろす

正しいフォームを身につけることで、懸垂がやり易くなり、トレーニングの効果を最大限に引き出せます。

できないと諦めかけていた懸垂も、少しずつ回数や時間を増やすことができるでしょう。


懸垂でワンランク上のトレーニングをしよう

懸垂ができない理由を対策しよう

今回は、懸垂ができない人に向けて、できない理由と対策方法を徹底解説しました。

チンニングは、上半身のスクワットとも呼ばれているほど、筋力を高められるトレーニングですが、できない理由は人それぞれです。

できない理由を知り、自分に合った対策方法を実践することで、少しずつ回数を重ねられます。

懸垂ができるようになると、筋力だけでなく姿勢や体型の改善などメリットが多いので、挑戦したい人は、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。

D-ONLINE

監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)

高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。

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