今回は、懸垂ができない人に向けて、できない理由と対策方法を徹底解説します。
上半身の筋力を高める効果的なトレーニングですが、なかなかできない人も多いのではないでしょうか?
懸垂ができないと、自信がなくなったり、挑戦する気力が失せたりするかもしれません。
しかし、懸垂ができないのにはいくつかの理由があり、それぞれ適切な対策を行えば、できるようになる可能性が高まります。
懸垂ができるようになると、筋力だけでなく、姿勢や体型も改善されるでしょう。
懸垂に挑戦したい人は、ぜひこの記事を参考にして出来ない理由を対策してみてください。
では、早速見ていきましょう。
懸垂(チンニング)ができない理由は、大きく分けて以下の4つです。
懸垂をするには、まず棒をしっかりと握る必要があります。
しかし、握力が足りないと、全体重がかかりながら棒を持ち続けることができません。
握力は、手や指の筋肉の強さに関係しており、日常生活であまり使わないため、衰えやすいです。
握力が足りない人は、懸垂だけでなく、他のトレーニングにも影響が出る可能性があります。
懸垂をするには、自分の体重を持ち上げる必要があります。
しかし、単純に体重が重いと、それだけ負荷が大きくなるので、より多くの筋力が必要です。
体重が重いと懸垂だけでなく、他のトレーニングのパフォーマンスが低下する可能性があるため、懸垂に挑戦する前に、減量や引き締めを行うことがおすすめです。
懸垂をするには、背筋や腕力など上半身の筋力が必要です。
しかし、懸垂に必要な筋力が少ないと、自分の身体を引き上げられません。
筋トレ初心者の方や必要な筋力が少ない方は、懸垂の前に、ダンベルカールやローイングなど、背筋や腕力の筋トレで強化すると良いでしょう。
懸垂をするには、正しいフォームが必要です。
しかし、懸垂のフォームが間違っていると、懸垂ができないだけでなく、トレーニングの効果が減少したり、怪我のリスクが高まったりします。
懸垂の正しいフォームは、以下のようになります。
できない理由を確認したら、次は対策方法を実践しましょう。
懸垂ができるようになる対策法やコツは、以下の4つです。
握力が足りない人は、ぶら下がりで握力を強化するのがおすすめです。
ぶら下がりは、手や指の筋肉を鍛える効果があり、初心者の方でも手軽に行えます。
ぶら下がりは、懸垂の前後に行うことで、握力をアップできます。
握力の強化に伴い、懸垂の回数や時間も増やせるでしょう。
体重が重い人は、減量や引き締めを行い原因の解消をするのがおすすめです。
減量や引き締めは、体重を減らすだけでなく、筋肉量を増やす効果もあります。
減量や引き締め方法は、以下のようになります。
減量や引き締めは、懸垂の効果を高めるためにも重要です。
減量や引き締めを続けることで、体重が軽くなり、自分の体を引き上げやすくなります。
懸垂では筋力と体重のバランスが大切なので、減量により筋肉量を減少させないように注意しましょう。
懸垂に必要な筋力が少ない人は、背筋や腕力を強化することがおすすめです。
背筋や腕力を強化するには、ダンベルや自重トレーニングなど懸垂以外のトレーニングを行い、少しずつ筋力を鍛えていきましょう。
背筋や腕力を強化できるトレーニングの例はこちらになります。
これらのトレーニングで、懸垂に必要な筋肉を強化していくことで、懸垂の動作がスムーズになるでしょう。
特に筋トレ初心者の方は、身体の基礎を作るためにやっておきたいトレーニング種目です。
懸垂のフォームが間違っている人は、正しいやり方を身につけると、スムーズに懸垂を行えるかもしれません。
正しいフォームのポイントを確認してみましょう。
正しいフォームを身につけることで、懸垂がやり易くなり、トレーニングの効果を最大限に引き出せます。
できないと諦めかけていた懸垂も、少しずつ回数や時間を増やすことができるでしょう。
今回は、懸垂ができない人に向けて、できない理由と対策方法を徹底解説しました。
チンニングは、上半身のスクワットとも呼ばれているほど、筋力を高められるトレーニングですが、できない理由は人それぞれです。
できない理由を知り、自分に合った対策方法を実践することで、少しずつ回数を重ねられます。
懸垂ができるようになると、筋力だけでなく姿勢や体型の改善などメリットが多いので、挑戦したい人は、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)
高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。