
2023/08/15
2025/05/08
筋トレを行うベストな時間帯は?どのくらい鍛えればいいの?
せっかく鍛えるのであれば、効率よくトレーニングしたいですよね。
今回は、トレーニング時間やおすすめ時間帯、休憩(インターバル)についてご紹介します。
最適な筋トレ時間を探している方に、参考にして頂けると嬉しいです。
筋トレをする上で、一番効果的な時間はいつなのでしょうか。
早朝~朝・昼・夕方~夜の時間帯別に、メリットやデメリットを確認していきましょう。
朝の時間帯に鍛えるメリットは、筋肉の増強に関わるホルモンが分泌されるので、筋トレの効果が高いです。
また、朝は体温が一番低い状態であり、筋トレで血流を促進して体温が上昇すると、一日の基礎代謝量が増加してダイエット効果に繋がります。
朝の時間帯に筋トレをするデメリットは、体温が低く筋肉が硬いことです。
この状態で筋トレを開始すると、筋肉や関節の動きが悪いので、スジを痛めたり肉離れを起こしたりなどの怪我のリスクが高まります。
朝の時間に筋トレをする際は、入念なストレッチやウォーミングアップを行い、体を温めて筋肉をほぐしてから始めましょう。
昼の時間帯にトレーニングをするメリットは、しっかりと筋肉に負荷を掛けてトレーニングできる点です。
起床してから半日ほど動いているので、体温が上昇して筋肉がほぐれており、通常通りに筋トレすることが出来ます。
また、昼食後であれば体内に栄養が補給されている状態なので、効率よく筋肉が鍛えられて筋肥大に繋がります。
1番のデメリットは、時間が取れないことです。
昼間に筋トレを出来る環境であれば問題ないのですが、仕事や学生の場合、昼にトレーニングする時間を確保するのは難しいですよね。
また、昼食の直後だと、満腹感から集中力やパフォーマンスが低下してしまいます。
昼のトレーニングはデメリットと言うより、現実的に難しいと言ったところでしょうか。
夕方から夜の時間帯に筋トレするメリットは、身体が十分に温まっている点や、時間が取りやすく集中できる点になります。
朝から夜まで動かした身体は、朝よりも体温が高く筋肉の柔軟性も高いので、身体を鍛えるにはぴったりな時間帯です。
仕事や家事が終わった後なので、時間が取りやすく集中出来るのも、夜の時間帯ならではのメリットになります。
夕方から夜の時間帯に激しい筋トレをすると交感神経が活発になり、睡眠の質が低下してしまいます。
睡眠不足の状態が続くと疲労が蓄積して、運動パフォーマンスの低下はもちろん、日中の仕事や学業にも支障が出てしまい本末転倒です。
夜に鍛える場合は、その日の疲労感や睡眠を考慮して、ほどよい筋トレを行うのが良さそうです。
ビジネスマンにとって、筋トレを取り入れる最適な時間帯を見つけるのは、健康維持や生産性向上につながります。
生活スタイルに合わせた時間帯を意識すれば、忙しい日常の中でも効率的に運動を取り入れることが可能です。
早朝、昼休み、夜、それぞれの時間帯のメリットを検討してみましょう。
早朝の筋トレは、朝型のライフスタイルを持つ人に適しています。
この時間帯に筋トレをすると、体の代謝が高まって脂肪燃焼やエネルギー活用がスムーズになり、ホルモンの働きが効率的に体をサポートするため最適です。
一日の始まりに体を動かすと集中力が高まり、仕事への意欲を高める効果が得られます。
しかし、早朝は体が硬直していることが多いため、ウォーミングアップを十分に行う必要があるので注意が必要です。
軽いストレッチや有酸素運動から始めると、怪我を予防しながら安全にトレーニングを進められます。
昼休みを活用した筋トレは、午前中の疲労をリセットし、午後の業務効率を高めるための効果的な方法です。
この時間帯に行う短時間のトレーニングは、座りっぱなしの生活による血行不良も改善します。
効率よく筋トレを行うためには、オフィスや自宅でできるシンプルなメニューを取り入れることが重要です。
30分程度の軽い筋トレやストレッチを行うだけでも、心身のリフレッシュが期待できます。
夜型の生活スタイルを持つ人にとって、夕方から夜にかけての筋トレは理想的な選択肢です。
この時間帯は体温が上昇し、筋肉の柔軟性が増すため、トレーニング効果が向上します。
また、ストレスを発散させる方法としても有効です。
ただし、深夜の運動は交感神経を刺激し、睡眠の質を下げる可能性があります。
トレーニング後にはクールダウンを欠かさず行い、心身をリラックスさせて、安眠を確保しましょう。
学生生活では学業や部活動、アルバイトなどで忙しく、筋トレを行う時間の確保が難しい場合もあります。
それでも、効果的な時間帯を選ぶことで、効率よくトレーニングを取り入れるこおが可能です。
自分のライフスタイルやスケジュールに適したタイミングを見つけるのが、継続していくカギになります。
しっかりとした計画を立てることで、集中力を高めつつ健康を維持し、学業や日常生活とのバランスを取れるでしょう。
早朝の筋トレは、一日を活力に満ちたスタートで迎えられることが大きなメリットです。
体内のコルチゾールレベルが高いこの時間帯は、代謝が活性化しやすく、脂肪燃焼効果も期待できます。
また、朝の運動は脳を活性化させ、授業や勉強への集中力を引き出すためにも効果的です。
そのため、授業の前に筋トレを取り入れることで、学業成績の向上につながる可能性もあります。
一方で、早朝の筋トレには注意が必要です。
睡眠から目覚めたばかりの体は硬直していることが多く、ウォーミングアップを怠ると怪我の原因になるリスクが高まります。
特に、関節や筋肉が十分に動いていない状態で重い負荷をかけるトレーニングを行うのは避けるべきです。
体をしっかり目覚めさせ、ゆっくりと運動を始めることで、安全かつ効果的な早朝筋トレが行えます。
夕方や夜の時間帯は、筋肉の修復や成長を最大限に活用するチャンスです。
この時間帯は、体温が最も高まり、筋肉が柔軟になりやすいため、トレーニングのパフォーマンスが向上します。
また、学校やアルバイトで溜まったストレスを解消する手段として、夕方から夜の筋トレは非常に効果的です。
筋トレを通じて適度な疲労感を得ることで、夜のリラックスタイムを充実させることができるでしょう。
ただし、夜遅くに筋トレを行う場合は注意が必要です。
激しい運動を行った直後は交感神経が活発になり、眠りにつきにくくなる可能性があります。
そのため、適切な時間にトレーニングを終わらせ、クールダウンをしっかり行うことが重要です。
ストレッチや軽いヨガを取り入れることで、リラックス効果をさらに高めることができます。
生活リズムに合わせた筋トレの時間帯選びは、効率を最大化するための重要なポイントです。
時間帯の特徴を考慮しながら、自分に最適なタイミングを見つけましょう。
朝型の生活スタイルを持つ方には、早朝の筋トレがぴったりです。
この時間帯は、コルチゾールの分泌が多く、代謝を活性化する効果が期待できます。
また、朝の運動は一日のスタートを切るだけでなく、体調を整え、集中力を高めるためにも最適です。
ただし、体が硬い状態で運動を始めると怪我の原因になるため、ウォーミングアップは念入りに行いましょう。
夜型のライフスタイルを持つ方には、夕方から夜にかけての筋トレが理想的です。
この時間帯は体温が高まり、筋肉の柔軟性が増すため、トレーニングの効果が高まります。
しかし、深夜のトレーニングは睡眠の質に影響を与える可能性があるため、時間には注意が必要です。
生活リズムが不規則な場合でも、筋トレはスケジュールに組み込むことができます。
時間帯による筋トレの特徴を理解し、短時間でも効率的な運動を心がけるのがポイントです。
例えば、空き時間にサーキットトレーニングや自宅での短時間エクササイズを行うことで、限られた時間でも十分な効果を得られるでしょう。
無理のない計画を立てることで、継続が可能になります。
食後は、食事のエネルギーを吸収するために、胃や腸などの消化器官に血液が多く流れていき、副交感神経が優位な状態です。
この状態でトレーニングしてしまうと、筋肉に血流が流れてしまい、消化器官の働きが弱まり、消化不良を引き起こす原因となります。
食事後は、消化の進み具合に合わせたトレーニングメニューがおすすめです。
トレーニングを始める適切なタイミングを、それぞれ解説していきます。
食事後30分は、ウォーキングやランニング程度の軽い有酸素運動がおすすめです。
血糖値のコントロールにも最適なので、強度の低い軽めのトレーニングを行いましょう。
まだ食べたものが消化されていないので、筋トレなどの負荷の高い運動は控えてください。
筋トレを行うなら食後1時間後が良いでしょう。
食事から約1時間が経過すると、吸収された糖が筋肉へと運ばれていきます。
このタイミングで筋トレを行うと、筋肉への血流量が増えるので、糖の取り込みが促進して効率的に筋力を発揮しやすいです。
筋トレ時にパワーを発揮できるとパフォーマンスが向上するので、効果的に筋肉を鍛えられます。
食後2時間を過ぎてからは、腹圧をかけるハードなトレーニングも行うことが出来ます。
通常、この位の時間が経過すると、胃の中に入った食べ物は消化されているので、消化不良や胃もたれの心配はありません。
食後1時間前後だと、消化器官にエネルギーを使ったり、お腹に負担をかけて気持ち悪くなったりする場合もあるので、本格的な筋トレや運動を行う際は、食後2時間を目安にしましょう。
トレーニングに全エネルギーを集中させられるので、パフォーマンスアップに繋がります。
食後と同様に空腹時のトレーニングも避けましょう。
空腹状態でトレーニングすると、血糖値が下がっているため、エネルギー不足により運動パフォーマンスが低下します。
低血糖状態での無理なトレーニングは、頭痛やめまいなどの原因にもなるので注意してください。
また、不足しているエネルギーを補うために、筋肉や肝臓を分解してエネルギーに活用するとも言われています。
せっかく鍛えているのに、筋肉が分解されては本末転倒です。
一般的に、一回の筋トレにかける時間は30分〜1時間が効果的です。
筋トレは、短すぎても長すぎても効率的ではなく、長時間鍛えたからと言ってムキムキにはなれません。
トレーニングの目的や個人差によって適切な時間は異なり、筋肥大や筋力向上の場合は『高負荷で短時間』、ダイエットや持久力アップ目的の有酸素運動は『低負荷で長めの時間』が最適です。
特に長時間の筋トレは、疲れによりフォームが崩れたり、力を発揮できなかったり筋トレパフォーマンスの低下にも繋がります。
筋肉をつけるのか・引き締めてダイエットするのか、自分の目標に合わせて正しい時間を設定し、理想の身体づくりをしましょう。
筋トレの時間帯選びは、健康維持だけでなくパフォーマンス向上にもつながります。
時間帯別による筋トレの特徴を理解して、日々のスケジュールに取り入れれば、効率的なトレーニングが可能です。
早朝のトレーニングは代謝を促進し、一日を良いスタートで迎える手助けになります。
昼休みの短時間筋トレでは、リフレッシュ効果を得られ、集中力の向上にもつながるでしょう。
仕事の後に行う夜の筋トレは、ストレスを軽減しながら筋肉の修復を促す最適な時間帯です。
筋トレを生活に取り入れることで、学生生活における学業の集中力と健康維持が両立できます。
早朝の運動は、通学前に活力を得られる点が魅力です。
また、夕方から夜の時間帯に行う筋トレは、成長期の体力回復やリラックスに役立ちます。
無理のない計画を立てることが、継続の鍵となるでしょう。
夜型生活の方には、夕方から夜にかけてのトレーニングがおすすめです。
この時間帯は体温が高まり、筋肉の柔軟性が増すため、効率的な筋トレが行えます。
ストレスを軽減しながら筋肉修復を助ける夜のトレーニングですが、深夜の運動は睡眠に悪影響を与える可能性があるため避けるべきです。
リラックスした状態で眠りにつく準備も忘れないようにしましょう。
筋トレのメニューは『○○回×3セット』のように3セットで組むことが多く、1セットごとに適切な休憩(インターバル)を設けることが大切です。
ダイエット目的の場合は『30秒〜1分』、筋肥大目的の場合は『2分前後』、筋力向上目的の場合は『3分〜5分』が、効果的にトレーニングを進める休憩時間となります。
トレーニングの目的 | 休憩時間(インターバル) |
---|---|
ダイエット | 30秒~1分 |
筋肥大 | 2分前後 |
筋力向上 | 3分~5分 |
筋トレにかける時間と同様に、休憩(インターバル)も筋トレの目的に応じて設定することで、トレーニング効率の向上に繋がります。
休む間もなく筋肉を鍛え続けると、かえって逆効果になってしまいます。
休憩を取らないと、身体や筋肉はどんどん疲弊するので、徐々にフォームが乱れてしまいます。
崩れたフォーム鍛えても、効率が悪いだけでなく怪我の原因になるので危険です。
また、パフォーマンスも低下するので、筋トレでは適度な休憩が必要になります。
以上が、筋トレにおすすめの時間帯やトレーニングの時間について解説しました。
トレーニングの時間は30分〜1時間が目安になり、ご自身の目的に合わせて適切に時間を設定すると、効率よく結果を出すことができます。
時間帯についても、朝・昼・夜ごとのメリットとデメリットを比較したうえで、生活リズムに合わせた筋トレメニューを決めるのがおすすめです。
自分なりの筋トレルーティンを決めて、理想の身体へボディメイクしましょう。
監修:LYB-Fit編集部
この記事は、LYB-Fit運営事務局の編集部が監修しております。トレーニングに関する情報を分かりやすく発信しています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。