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バーベルカールの基本・やり方

バーベルカールは、バーベルを使用したアームカール。

バーベルアームカールは高重量を扱えるため、メインターゲットの上腕二頭筋に大きな刺激を与えられるので人気のトレーニングです。

今回は効率的に上腕二頭筋を鍛えられる、バーベルカールのやり方についてご紹介していきます。

腕を鍛えて逞しい力こぶを手に入れたい方は、参考にしていただけると幸いです。

この記事で分かること
  • バーベルカールのメリット
  • 鍛えられる筋肉
  • バーベルの重量目安
  • バーベルカールの正しいやり方


バーベルカールの効果について

バーベルカールの効果

バーベルカールは、バーベルを使用したアームカールです。

ダンベルカールと動作は似ていますが、扱える重量や筋肉の可動範囲が異なります。

両手で一本のバーベルを持つため、ダンベルよりも動作範囲が狭くなり、上腕二頭筋の伸長が少ないです。

しかし、バーベルカールの方がダンベルよりも高重量を扱えるので、高負荷で上腕二頭筋を鍛えられる点が特徴のアームカールになります。

しっかり筋肉に刺激を与えたい時に、おすすめのトレーニングです。


バーベルカールで鍛えられる筋肉部位は?

バーベルカールでは、メインターゲットが上腕二頭筋、サブターゲットで上腕筋・前腕の前腕筋群が鍛えられる筋肉部位となっています。


バーベル重量の設定目安

バーベルの重量

バーベル重量の決め方は男女ともに共通で、自分の筋力とトレーニングの目的に合わせた、適切な重さに設定しましょう。

上腕二頭筋を筋肥大させて、ボディメイクする方は、 1セットの回数を8〜12回程度が限界の重量を選定してください。

腕周りを細く引き締めたい方は、 1セットの回数を15〜20回程度続けられる、少し軽い重量がおすすめです。

反動やチーティングを使わないように、上腕二頭筋の力でバーベルを上げるように意識しましょう。


バーベルカールのやり方・動作

上腕二頭筋のアームカール種目であるバーベルカールのやり方について解説します。

動画を参考にして、基本の動作を確認しましょう。


  1. 足を肩幅に開き、手のひらが正面を向くように、両手でバーベルを持ちます。
  2. 肩に力を入れないように、肘を前方に曲げていきバーを持ち上げます。
  3. バーベルを一番上まで持ち上げたら、グッと力を入れて上腕二頭筋を最大収縮させます。
  4. 肘の位置は固定したまま、ゆっくりと肘を伸ばしてバーベルを下ろします。
  5. 肘が伸びきる手前まで下ろしていきます。

バーベルカールのポイント・注意点

アームカールのポイント

バーベルカールを行う際は、いくつかのポイントや注意点があります。

高重量を扱える反面、怪我のリスクも高いバーベルカールなので、正しいやり方と基本的なフォームを身につけて鍛えましょう。


やり方①:肘の位置を固定する

バーベルカールで肘の位置を固定する

バーベルカールでバーを上下させる時は、肘の位置を動かさないように固定して、上腕二頭筋の力だけでトレーニングするように心掛けましょう。

肘の位置が不安定なやり方は、メインターゲットである上腕二頭筋に負荷が掛からなくなってしまいます。


やり方②:背筋を伸ばす

重い負荷を身体の前面で持ち上げるため、身体が前傾してしまったり、猫背になってしまったりする場合があります。

背筋を伸ばした正しいフォームでトレーニングすることは、猫背や腰痛リスクの予防、筋トレ効果を最大限発揮するために重要なポイントです。


やり方③:肘を伸ばし切らない

バーベルを下げて肘が伸びた位置では、肘を完全に伸ばし切らないように注意しましょう。

肘を伸ばし切ってしまうと、メインターゲットである上腕二頭筋が脱力して負荷が抜けてしまいます。

効率的に鍛えるコツは、トレーニング中に負荷を掛け続ける事です。


やり方④:チーティングを行わない

筋トレにおいてチーティング(cheating)とは、『反動を使ってトレーニングする』という意味です。

バーベルカールでチーティングを行うと、身体の反動でバーを持ち上げてしまい、筋肉への負荷が半減してしまいます。

筋トレ上級者の方がチーティングで追い込みをする場合もありますが、まずは正しいフォームでトレーニング出来るようにする事が大切です。


やり方⑤:手首のケガに注意する

バーベルカールは他のアームカール種目と違い、負荷が高重量になるトレーニングです。

当然、高重量を扱うことになれば、手首に掛かる負担も大きくなり、痛める原因になります。

手首の怪我が心配な場合は、手首の保護としてリストラップやサポーターなどがおすすめです。


やり方⑥:肘関節のケガに注意する

手首の怪我と同様に、バーベルカールの場合は肘関節の怪我にも注意が必要です。

バーベルカールは高重量を扱える反面、怪我のリスクが高まりますので、トレーニングをする際は軽めの重量から始めて、徐々に負荷を増やしてからメインセットに入りましょう。

筋肉にも関節にも、ウォーミングアップが大切になります。


EZバーでさらに効率よく鍛える

EZバーはバーベルの種類の一つで、W型の形状をしたバーです。

特徴的なこの形状は、上腕二頭筋を更に収縮させる事ができ、手首や肘関節の保護としての役割も担います。

使い方は同じですがストレートのバーよりも、効果的に上腕二頭筋へアプローチすることが可能です。


バーベルカールで力強い上腕二頭筋

バーベルカールのやり方

以上が、バーベルカールのやり方についての解説でした。

バーベルカールは、上腕二頭筋を高重量で鍛えられるため、しっかり鍛えたい方にオススメなトレーニング種目です。

しかし、大きな負荷を持ち上げるという事は、怪我のリスクも大きくなります。

バーベルカールの正しいやり方・フォームを身に着けて、安全にバーベルで上腕二頭筋を鍛えていきましょう。

D-ONLINE

監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)

高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。

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