チンニングスタンドは、懸垂マシンやぶら下がり健康器とも呼ばれており、懸垂をするための筋トレ器具です。
最近ではエクササイズやフィットネスなど健康意識が高まりつつあり、様々な種類のチンニングスタンドが販売されています。
シンプルでお手頃なタイプから本格派、省スペースなどメーカーによって機能性が異なるので、どのモデルのチンニングスタンドが良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、チンニングスタンドのおすすめ選び方についてご紹介します。
チンニングスタンドを購入する際のポイントや注意点、おすすめについて解説していますので、参考にしてみて下さい。
チンニングスタンド・懸垂バーとは
チンニングスタンドは、懸垂をするための筋トレ器具で、ぶら下がり健康器や懸垂マシンとも呼ばれています。
背中や腕の筋肉など、上半身を効率よく鍛えたり、ぶら下がって体をストレッチさせたりすることが可能です。
また、チンニングスタンドの中には、ディップスやプッシュアップバーなど、自重トレーニングに特化したマルチタイプもあります。
チンニングスタンドがあると、トレーニングのバリエーションが増えるので、本格的に筋トレをする方にもおすすめです。
チンニングスタンドのおすすめ選び方
ここでは、チンニングスタンドの失敗しない選び方について解説します。
懸垂を行う上で重要なポイントをまとめましたので、チンニングスタンドを選ぶ際に後悔しないよう参考にしてみて下さい。
おすすめ選び方➀:耐荷重に余裕を持つ
チンニングスタンドの耐荷重は、自分の体重の2倍を目安に選ぶことがおすすめです。
チンニングスタンドには、その製品が安全に使用できる目安として耐荷重が設定されており、耐荷重を超えて使用するとチンニングスタンドの破損や故障に繋がります。
耐荷重に余裕がないチンニングスタンドを使用すると、懸垂中のグラつきの原因になるので、集中できずトレーニングパフォーマンスを十分に発揮できません。
懸垂は、反動を含めた体重以上の負荷がチンニングスタンド本体に掛かります。
トレーニング時の安定性を高めるためにも、しっかり耐荷重に余裕を持ったチンニングスタンドがおすすめです。
おすすめ選び方②:頑丈なフレーム構造を選ぶ
耐荷重と同様に、チンニングスタンドの安定性に関与するのが、フレームの頑丈さです。
使い方によっては、チンニングスタンドが前後左右に揺れが発生する場合があります。
耐久性の低いフレームや細いパイプを使用しているチンニングスタンドでは、安心して懸垂をすることができません。
特に懸垂やぶら下がるだけでなく、本格的なトレーニングも行う予定の方は、製品の画像を確認しながら太いフレームやサブフレームの数が多い、頑丈なフレーム構造のチンニングスタンドを選びましょう。
おすすめ選び方③:高さは、身長+40〜50cmを目安に
懸垂は足を床から浮かせて行うので、チンニングスタンドの高さは身長+40〜50cm以上が最適です。
高さを調整できる機能があるチンニングスタンドは、懸垂の種類やご家族の身長に合わせてチンニングバーの位置を変更できるので、使い分けられるのもおすすめポイント。
また、設置場所により、チンニングスタンドの高さが目安よりも低くなってしまう場合は、足を曲げて懸垂をすることで対策可能です。
おすすめ選び方④:本格的に鍛えるならマルチタイプ
ディップスやプッシュアップバー、トレーニングベンチなど、筋トレに特化したマルチタイプのチンニングスタンドもあります。
マルチタイプのチンニングスタンドは、筋トレのバリエーションが大幅に増えるので、懸垂の他にも取り入れたいトレーニングがある場合は製品の詳細を確認しておきましょう。
これから本格的に懸垂やトレーニングを始める方や、全身を鍛えたい方にチンニングスタンドはおすすめです。
おすすめ選び方⑤:設置場所の寸法確認
チンニングスタンドを選ぶ上で、最も確認すべきポイントは、室内の設置場所とチンニングスタンドの寸法です。
特に床から天井までの高さを確認しておき、部屋に設置できるサイズのチンニングスタンドを選びましょう。
耐久性や安定性を追求したモデルの場合、土台面積が広くなるように設計されているので、購入前のサイズ確認は重要です。
チンニングスタンドを実際に設置すると圧迫感があるので、サイズには余裕を持っておくことをおすすめします。
おすすめ選び方⑥:省スペースな取り付けタイプ
チンニングスタンドを設置するスペースや邪魔になる可能性がある場合は、省スペースな取り付けタイプの懸垂バーが最適です。
組み立てる必要がない懸垂バーは、コンパクトに収納しやすく、軽量で手軽に移動できるため部屋にスペースがない方や初心者の方に使い易いです。
チンニングスタンドと違い、懸垂バーは柱やドア枠に取り付けて懸垂を行うので、取り付け場所の強度を確認しておくことをおすすめします。
また、メーカーによってはネジ止めによって耐荷重を確保している製品もあり、賃貸住宅などでは取付できないケースもあるため、購入前にチェックしておきましょう。
チンニングスタンドのおすすめ商品6選
ここからはLYB-Fitが厳選したチンニングスタンドのおすすめ商品6選をご紹介します。
おすすめ選び方で解説した項目を参考にして、ご自分の使用目的に合ったチンニングスタンドを見つけてみてください。
BARWING BW-BLS06
BARWING BW-BLS06
本格的なトレーニングを行う方におすすめなのが、BARWING BW-BLS06になります。使い易さを追求して改良を重ねた2023年モデルが新登場です。安定性を高めたπ字型の大きな土台や50mmの角パイプフレームは、揺れやガタつきを防ぐための頑丈設計で、どんなトレーニングにも集中して取り組めます。可変式アームレストや3Dパッドを搭載しており、自分の体格に合わせたベストポジションに調整可能です。また、新設計のチンニングバーは頭が抜ける構造になっていて、効果的に懸垂で鍛えられる上、掴み方を変えるだけで懸垂のバリエーションも豊富になります。その他にも、細部まで工夫を重ねえた滑り止め加工やロックナット、豊富なカラーバリエーションにより、高品質でデザイン性の高さが特徴のチンニングスタントです。
チンニングスタンド商品詳細 |
本体サイズ(縦×横×高さ) |
91cm×102cm×188cm~233cm |
耐荷重 |
250kg |
保証 |
90日間保証 |
ディップス |
〇 |
レッグレイズ |
〇 |
プッシュアップ |
〇/td>
|
その他機能 |
新設計チンニングバー・マルチバー |
STEADY ST115
STEADY 懸垂マシン ST115
STEADY ST115は、フィットネス好きのスタッフがトレーニー目線にこだわって開発したチンニングスタンドです。独自のはしご型ハンドルバーを採用しており、グリップの握り方を変えるだけで、さまざまな筋肉を鍛えることが出来ます。バー部分には、チューブフックが取り付けてあるので、トレーニングチューブを引っ掛ければケーブルマシンのような筋トレを行うことも可能です。安定感と快適性を追求しており、安全工学に基づいた土台設計や樹脂ナットによる締め付け強度アップ、がたつき軽減など、頑丈設計で集中して自重トレーニングが行えます。組み立てに必要な工具や説明書・トレーニング動画も付属しているので、すぐにチンニングスタンドで懸垂を始めたい方におすすめ。
チンニングスタンド商品詳細 |
本体サイズ(幅×奥行×高さ) |
106cm×95cm×186cm~207cm |
耐荷重 |
150kg |
保証 |
30日以内返金OK・1年間正規保証
公式LINEをお友達登録で保証期間を500日間に延長 |
ディップス |
〇 |
レッグレイズ |
〇 |
プッシュアップ |
〇 |
その他機能 |
はしご型ハンドルバー・回転するウエストパッド |
WASAI BS502
WASAI 懸垂マシン BS502
WASAIのBS502は、自宅で本格的なワークアウトを目指したチンニングスタンドです。懸垂はもちろん、アームレストや背面パットが採用されているので、安定したフォームでディップスやレッグレイズを行うことが出来るチンニングスタンドになります。チンニングバーは7段階の高さ調節が出来るので身長や体型に合わせて使用可能です。7cmの幅広支柱フレーム・土台フレームを採用しているので、安全にトレーニングを行えます。また、おしゃれで傷が付きにくい表面加工が施されているため、デザイン性が高い点も魅力的なポイント。自宅で上半身の筋力アップを検討している方に、おすすめのチンニングスタンドです。
チンニングスタンド商品詳細 |
本体サイズ(縦×横×高さ) |
67cm×84cm×187cm~218cm |
耐荷重 |
120kg |
保証 |
- |
ディップス |
〇 |
レッグレイズ |
〇 |
プッシュアップ |
〇 |
その他機能 |
- |
HAIGE HG-P1001
HAIGE HG-P1001
チンニングを始め、本格的なトレーニングのために開発されたのがHAIGE(ハイガー) HG-P1001です。HG-P1001の一番の特徴である『フラップバーM2』は、意匠登録済みの唯一無二のチンニングバーになります。フラップバーM2は人間工学設計に基づいており、懸垂時に中央の隙間から頭が抜けるので、自然なフォームで広背筋を効率的に鍛えられます。幅広クッションや上下10段階・前後3段階・上下3段階の調節機能を採用しているので、あらゆる体型でもフィットして初心者の方でも正しいフォームで鍛えることが可能です。土台の脚部分をハの字レッグにしているため、抜群の安定感を実現しています。調節機能や耐久性が高いので、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるチンニングスタンドです。
チンニングスタンド商品詳細 |
本体サイズ(縦×横×高さ) |
123cm×110cm×172cm~235cm |
耐荷重 |
200kg |
保証 |
1年保証(業務用6ヶ月) |
ディップス |
○ |
レッグレイズ |
○ |
プッシュアップ |
○ |
その他機能 |
プラップバーM2 |
YouTen YT-BLS05
YouTen ぶら下がり健康器 YT-BLS05
YouTenのぶら下がり健康器Slimは、『スリム』と『頑丈』を兼ね備えたシンプルなチンニングスタンドです。家庭用のスリム設計なので、設置場所の制限や、本格派を購入しても続けられるか不安な方におすすめになります。H型支柱フレームで負荷を分散しつつ、2点支え方式により強度をアップさせて、初心者でも安全にストレッチやトレーニングが行えます。11段階と調節幅が広いので、体格や身長・自分のレベルに合わせて調節できる点もポイントです。他にも、懸垂やぶら下がりをサポートするグリップ、プッシュアップバーや腹筋など、上半身の筋力を鍛えられるパーツも設置されています。筋トレだけでなく、ダイエットや姿勢改善目的の方にもおすすめのチンニングスタンドです。
チンニングスタンド商品詳細 |
本体サイズ(縦×横×高さ) |
63.5cm×69cm×170cm~223.5cm |
耐荷重 |
85kg |
保証 |
90日保証 |
ディップス |
〇 |
レッグレイズ |
〇 |
プッシュアップ |
〇 |
その他機能 |
- |
WASAI HD5005
WASAI ぶら下がり健康器 HD5005
こちらのチンニングスタンドは、ディップスやプッシュアップバーに加えて、折りたためるフラットベンチが搭載されているので、これ一台でマルチジムとして活躍します。バーベルフックも付属しているため、バーベルを用意すれば筋トレBIG3であるベンチプレスで上半身全体をトレーニング出来るチンニングスタンドです。トレーニングベンチを使用する分、設置場所の確保が必要ですが、使わない時は立てて収納できるので、使い易さも兼ね備えています。低価格&多機能を両立しているWASAI HD5005は、懸垂だけでなく本格的にトレーニングを始めようと検討している方から筋トレ上級者におすすめなチンニングスタンドです。
チンニングスタンド商品詳細 |
本体サイズ(縦×横×高さ) |
65cm×119cm×215cm |
耐荷重(バーベルフックの耐荷重) |
120kg(120㎏) |
保証 |
- |
ディップス |
〇 |
レッグレイズ |
〇 |
プッシュアップ |
〇 |
その他機能 |
シットアップ・ベンチプレス・ダンベルプレス・インクラインベンチプレス・インクラインダンベルプレス・ダンベルローイング等 |
チンニング・懸垂バーのおすすめ4選
省スペースな取り付けタイプの懸垂バーおすすめ製品をご紹介します。
自宅のドア枠に取り付けるだけでOKなので、手軽に懸垂を始めたい方におすすめです。
STEADY ST124-S (ショート)
STEADY 懸垂バー (ショート) ST124-S
STEADYのST124-Sは、テレビ番組や雑誌でも紹介されている話題の懸垂バーになります。最新ロックシステム採用を採用しており、最大耐荷重は驚異の200㎏です。チンニングスタンドと同等の耐荷重と、懸垂バーのコンパクト性を両立しているので、これ一つで自宅がジムに早変わりします。自宅でトレーニングをしたいけど、部屋が狭くてチンニングスタンドを置く場所がない方や、手軽にエクササイズを始めてみたい方に非常におすすめです。
チンニングスタンド商品詳細 |
バーの長さ |
72cm~92cm |
本体の重さ |
2.6kg |
最大耐荷重 |
200kg |
保証 |
30日以内返金OK・1年間正規保証 |
STEADY ST124-L (ロング)
STEADY 懸垂バー (ロング) ST124-L
懸垂バーを設置する場所の幅が広い場合は、STEADY 懸垂バー(ロング)がおすすめです。安全工学に基づいた最新のロックシステムを採用しており、バーに体重がかかると横方向の抵抗が増すので、安定性が更に高くなります。ネジや穴あけによる固定が必要なく、用途に合わせて無段階に高さを調節できる点も魅力のひとつです。また、バー部分には肉厚グリップが選定されているので、懸垂時に手のひらが痛くなりにくくトレーニングに集中できる設計になっています。懸垂バーが長くてもショートと同様に耐荷重は安心の200㎏と、チンニングスタンドと同等の安定感が特徴です。ドア枠に取り付けるだけなので、思い立ったらすぐにトレーニングを始められます。
チンニングスタンド商品詳細 |
バーの長さ |
92cm~124cm |
本体の重さ |
3.3kg |
最大耐荷重 |
200kg |
保証 |
30日以内返金OK・1年間正規保証 |
stan ドアジム
stan 懸垂バー ドアジム
自宅で手軽にジム並みの筋トレを実現するのがstanのチンニングバーで、累計販売個数3,000個を突破している大ヒット商品です。stanは、1万時間以上のマンツーマン指導をしてきたパーソナルトレーナーが立ち上げたブランドで、自身の経験を元に使い易さと安全性を高めています。7mmの肉厚シリコンやセフティーロックなどを採用して安全性に配慮しているので、安心してトレーニングを行うことが可能です。3種類の設置方法が用意されており、設置場所や使い方に合わせて選べる点もおすすめポイント。日本語の使い方マニュアルや説明書が付属しているので、届いたその日から本格的なトレーニングを始められます。
チンニングスタンド商品詳細 |
バーの長さ |
63cm~100cm |
本体の重さ |
1.2kg |
最大耐荷重 |
150kg |
保証 |
1年間 |
WASAI ドアジム 1型
WASAI ドアジム 1型
低コストで手軽に懸垂を行いたい方におすすめなのが、WASAIのドアジム 1型になります。WASAIは、チンニングスタンドを累計20万台以上を販売している日本の企業です。誰でも設置できるように取付方法がとても簡単なので、好きなタイミングにトレーニングを行えます。使い方次第で腹筋や大胸筋など様々な筋トレができるため、これからトレーニングやエクササイズを始める方にぴったりです。他の懸垂バーに比べて耐荷重は低いですが、チンニングスタンドメーカーWASAIならではの低価格と使い易さを実現しています。
チンニングスタンド商品詳細 |
バーの長さ |
63cm~102cm |
本体の重さ |
1.4kg |
使用上限体重 |
100kg |
保証 |
- |
チンニングスタンドであると便利な物
チンニングスタンドで効率的に懸垂を行うために、便利なおすすめアイテムをご紹介します。
チンニングスタンドのおすすめアイテム➀:パワーグリップ
バーを握る手が痛くて懸垂を続けられない方におすすめなのが、パワーグリップです。
パワーグリップはチンニングバーを握る補助をしてくれるので、手の痛みが緩和されます。
懸垂は握力ではなく背中の筋力を鍛える種目のため、トレーニングに集中できると効率的に筋肉を鍛えることが可能です。
チンニングスタンドのおすすめアイテム②:チン&ディッピングベルト
通常の懸垂が1セット10回以上できるようになった方は、チン&ディッピングベルトを使って加重懸垂に挑戦してみて下さい。
チン&ディッピングベルトは、ダンベルやバーベルのプレートを腰に装着して体重以上の負荷を掛けて鍛えることができるので、チンニングスタンドで更なる筋力アップを目指す方におすすめです。
懸垂以外にディップスでも、トレーニング強度を高められる万能アイテムになります。
【まとめ】チンニングスタンドのおすすめ
以上が、チンニングスタンド・懸垂バーの選び方と、おすすめ商品についてのご紹介でした。
様々な種類が販売されているチンニングスタンドですが、メーカーやモデルによって特徴が異なります。
今回のチンニングスタンドおすすめ選び方を参考にして、自分のトレーニング目的に合わせたチンニングスタンドを探してみて下さい。
チンニングスタンドは、懸垂の他にもトレーニングのバリエーションが大幅に増えるので、筋トレやエクササイズが更に楽しくなりますよ。
監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)
高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。
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