【2024年版】トレーニングベンチの選び方
自宅で本格的に筋トレをするなら、トレーニングベンチは欠かせません。
トレーニングベンチはダンベルやバーベルと組み合わせて使うことで、大きな効果を発揮します。
しかし、トレーニングベンチと言っても色々な種類がECサイトで販売されていて、どれが良いのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、トレーニングベンチの選ぶポイントについて解説します。
おすすめモデルもご紹介しますので、選び方を参考にして自分の筋トレスタイルに合ったトレーニングベンチを見つけてもらえれば幸いです。
トレーニングベンチのメリット
トレーニングベンチ最大のメリットは、筋トレメニューのレパートリーが増える点です。
ベンチプレスやインクラインダンベルカールなど、トレーニングベンチと組み合わせた筋トレ種目は数多くあるので、全身の筋肉をさまざまな角度から鍛えられるようになります。
ダンベルやバーベルを使って、ワンランク上のトレーニングを目指す方にトレーニングベンチはおすすめです。
トレーニングベンチのデメリット
トレーニングベンチのデメリットは本体の大きさです。
頑丈さゆえそれなりの重さがあり、サイズが大きいのでトレーニングベンチ設置場所の確保が必要になります。
メーカーによっては、移動用のローラーや収納性の高い折り畳み式の製品もあるので、大きさや設置場所の制約などのデメリットが気になる場合は、それらの機能が採用されているトレーニングベンチを候補に入れておくのがおすすめです。
トレーニングベンチの種類について
トレーニングベンチの選び方として大切なのは、機能や種類を確認しておくことです。
メーカーやブランドによって様々な種類が存在し、用途や出来る筋トレが異なるので、一つずつ確認していきましょう。
トレーニングベンチの種類一覧
- フラットタイプ
- インクラインタイプ
- デクラインタイプ
- アジャスタブルタイプ
- マルチポジションタイプ
- フォールディングタイプ
種類➀:フラットベンチ
フラットベンチは、床に対して平行で一番シンプルな形状です。
フラットタイプの特徴は、安定感のある耐荷重や丈夫さが挙げられます。
角度を変える機能はありませんが、ダンベルプレス・ダンベルフライ・ベンチプレスなどダンベルやバーベルと組み合わせることで、トレーニングの幅が大きく広がります。
耐久性が高いので、強度の高い運動でも問題なく行えます。
トレーニングベンチの中でも、安定性が高く価格が安いので、初心者の方におすすめです。
種類②:インクラインベンチ
インクラインベンチは、背もたれの角度を調節できるタイプで、上半身を起こしてトレーニングする事が出来ます。
インクラインベンチプレス・インクラインダンベルカール・ショルダープレスなど、大胸筋上部や三角筋他、上半身の筋肉を鍛えるトレーニングに最適です。
筋肉を細かく分けて鍛えたい方や筋トレ中級者におすすめ。
種類③:デクラインベンチ
デクラインベンチは、頭の位置を低くして足の位置が高くなるように角度が調整できます。
頭の位置が下がることで、大胸筋下部や負荷の高いシットアップなど、難易度の高いトレーニングを行うことが可能です。
デクラインベンチのトレーニングは、独特な体勢のため代用が難しく、筋トレ種目のバリエーションを増やしたい方はチェックしておきましょう。
種類④:アジャスタブルベンチ
フラットはもちろん、インクラインとデクライン両方の機能を兼ね備えているのが、アジャスタブルベンチです。
背もたれや座面の角度を自由に変更できるので、トレーニングベンチを使用する全ての筋トレに対応しています。
多機能な分、他の種類と比較して若干高めではありますが万能です。
トレーニング初心者から上級者まで使えるので人気が高く、筋トレを続けていくのであれば、長く愛用することが出来ます。
種類⑤:フォールディングベンチ
フォールディングベンチとは、折りたたみ機能が搭載されている収納性の高いタイプです。
本体サイズが大きいというトレーニングベンチのデメリットをなくし、コンパクトに収納できるので、スペースが限られている場合や収納性を求める方にピッタリです。
フォールディングベンチのデメリットは、本体フレームが前後で分割されてしまい耐久性が低くなりやすいので、なるべく丈夫な商品を選ぶのがポイントになります。
フォールディングベンチを選ぶ際は、簡単に折りたたんで組み立てられるかどうか確認しておくのがおすすめです。
種類⑥:マルチポジションベンチ
トレーニングベンチに、レッグレイズやプリチャーカール、バーベルラックなどの機能が備わったタイプをマルチポジションベンチと呼びます。
メーカーのモデルによって機能が異なるので、自分のやりたいトレーニングがあるか確認しましょう。
マルチポジションベンチは、本体サイズが大きくなってしまうデメリットがあるため、購入する際は設置予定の場所に余裕を持っておくのがポイントです。
種類によって上半身から下半身まで全身の筋肉を鍛えられるマルチタイプは、筋トレ初心者〜上級者まで幅広く使うことができるトレーニングベンチになります。
トレーニングベンチを選ぶポイント
ここからは、トレーニングベンチを買ったけど失敗した、と言うことがないように、選び方のポイントについてご紹介します。
ポイント①:耐荷重の確認
耐荷重の選び方は、『自分の体重+負荷の重量<耐荷重』となるようにしましょう。
筋トレを続けていけば、自分の体重や扱う負荷のウェイトも自然と増えていきますので、一般的に200kg以上の耐荷重だと安心です。
トレーニングベンチの耐荷重がギリギリだと、トレーニング中の器具のガタつきや破損による怪我に繋がるため、余裕のある耐荷重が選び方のポイントになります。
ポイント②:シートのサイズを確認
シートのサイズや高さの選び方は、トレーニング中の安定感に関わるためしっかりと確認しておきましょう。
トレーニングベンチは、足を掛けたり仰向けになったり様々な使い方のトレーニングがあるので、自分の体格に合わせることが選び方のポイントです。
床からシートまでの高さは、一般的に40cm〜42cm前後で足つきが良く、トレーニングのフォームが安定しますので選び方の参考にしてください。
シートの幅は、27cm前後が肩関節の可動域に影響しないサイズです。
ポイント③:折りたたみ機能
トレーニングベンチを使わない時に片付けることを想定しているのであれば、折りたたみ式のフォールディングベンチをチェックしておきましょう。
折り畳み後のサイズが収納場所に入るのか、簡単にたためるのかなど、実際の使い方をイメージしておくことが折り畳み機能の選び方として大切です。
ポイント④:キャスターの有無
使い終わって収納する際や移動させる場合に便利なのが、移動用キャスターです。
トレーニングベンチは本体の重量が重く、女性だと移動させるのが大変なケースもあります。
トレーニングベンチを頻繁に動かす場合は、キャスターが付いているか確認することがおすすめの選び方です。
ポイント⑤:トレーニングベンチの種類
トレーニングベンチの選び方で一番大切なのは、種類についてです。
先ほども解説した通り、トレーニングベンチの種類によって、出来るトレーニングが大きく変わってきます。
ご自身のトレーニングの内容に合わせた選び方が大切です。
トレーニングベンチの種類 |
主なトレーニング内容 |
フラット |
シットアップ・ダンベルプレス・ダンベルフライ・ベンチプレス・ブルガリアンスクワット他 |
インクライン |
インクラインダンベルカール・インクラインダンベルプレス・インクラインダンベルフライ・インクラインベンチプレス・ショルダープレス他 |
デクライン |
シットアップ・デクラインダンベルプレス・デクラインダンベルフライ・デクラインベンチプレス・ドラゴンフラッグ他 |
アジャスタブル |
フラット・インクライン・デクラインベンチの内容全て |
マルチポジション |
プリチャーカール・レッグレイズ・フラットベンチの内容全て(メーカーやモデルにより異なります) |
トレーニングベンチのおすすめ12選
ここからは、トレーニングベンチのおすすめ12選をご紹介します。
それぞれの特徴を表にまとめましたので、トレーニングベンチの選び方と合わせて参考にしてみてください。
IROTEC(アイロテック)フラットベンチEX
IROTEC(アイロテック)フラットベンチEX
フラットベンチEXは本格的なトレーニング用品を販売するIROTECの製品です。一番の特徴である3点支持構造フレームの土台は、高い安定性と使い勝手を追求しています。特に、ダンベルやバーベルと組み合わせたトレーニングの場合、フラットベンチのフレームが足に当たらないので、集中して鍛えることが可能です。クッション性の高い5.5cm厚のシートを採用しており、トレーニング時にしっかりと背中にフィットします。
商品詳細 |
種類 |
フラット |
耐荷重 |
-kg |
角度調節 |
- |
折り畳み機能 |
- |
キャスター |
- |
保証 |
|
YouTen YT-ICB インクラインベンチ
YouTen YT-ICB インクラインベンチ
YouTen(ユーテン)のYT-ICBは、極太パイプフレームを採用した抜群の安定感が特徴です。背面と座面角度の組み合わせが45通りもあるので、自分の体格やトレーニングに合わせてワンタッチで調節できます。また、使い勝手を考慮した移動用キャスターと持ち手(ハンドル)が付いているので、手軽に移動させることが出来る点もポイントです。1万円台のリーズナブルな価格でありながら、細部にこだわった高級感のある見た目で、フィットネスのモチベーションも高められます。必要工具も付属しているので、届いたその日からトレーニングが可能です。
商品詳細 |
種類 |
インクライン |
耐荷重 |
300kg |
角度調節 |
背面9段階・座面5段階 |
折り畳み機能 |
- |
キャスター |
〇 |
保証 |
90日間 |
YouTen YT-OFB フラットベンチ
YouTen YT-OFB フラットベンチ
手軽にトレーニングベンチで鍛えてみたい方におすすめなのがYouTen(ユーテン)のYT-OFBです。
安定感のある耐荷重と収納性を兼ね備えています。
トレーニングベンチの高さを調節できるので、体格に合わせて使える点も魅力的です。
商品詳細 |
種類 |
フラット・フォールディング |
耐荷重 |
300kg |
角度調節 |
- |
折り畳み機能 |
〇 |
キャスター |
- |
保証 |
3年間 |
WASAI mk600a
WASAI mk600a インクラインベンチ
懸垂マシンのメーカーとして有名な、WASAI(ワサイ)のトレーニングベンチです。
4段階の角度調節と折り畳み機能を備えています。
これから筋トレを始める初心者におすすめのトレーニングベンチです。
商品詳細 |
種類 |
インクライン・フォールディング |
耐荷重 |
180kg |
角度調節 |
4段階 |
折り畳み機能 |
〇 |
キャスター |
- |
保証 |
- |
YouTen YT-MSUB02SV
YouTen マルチシットアップベンチ
YouTen(ユーテン)YT-MSUB02SVは、フラットベンチとシットアップベンチの2wayで、幅広いトレーニングに対応しています。頭の位置を低くするデクラインに角度設定できるので、効率よくお腹周りを引き締められます。ハンドルやレッグクッションは、トレーニング用途や体格に合わせて調整できて使い易さ抜群です。日本人の体型に合うようにシート幅は27cmを採用し、プレス系やフライ系の種目で肩甲骨の動きを制限しないために徹底的に研究されています。腹筋を鍛えるためにトレーニングベンチを探している方におすすめです。
商品詳細 |
種類 |
フラット・デクライン |
耐荷重 |
300kg |
角度調節 |
2段階 |
折り畳み機能 |
〇 |
キャスター |
- |
保証 |
90日間 |
ANTARES 3way トレーニングベンチ
ANTARES 3way トレーニングベンチ
ANTARESのトレーニングベンチは、インクライン・デクラインに対応したアジャスタブルベンチです。
折り畳み機能も備わっているので、トレーニングベンチで機能性と収納性のどちらも譲れない方におすすめになります。
このトレーニングベンチ1台あれば、ダンベルと合わせて全身をくまなく鍛えることが可能です。
商品詳細 |
種類 |
アジャスタブル |
耐荷重 |
227kg |
角度調節 |
背面7段階・座面3段階 |
折り畳み機能 |
〇 |
キャスター |
- |
保証 |
1年間(最大2年間) |
BARWING BW-AJB01
BARWING BW-AJB01
BARWING(バーウィング)のBW-AJB01は400通りの角度調節機能により、4通りの使い方が出来るトレーニングベンチです。これ一台でダンベルトレーニングはもちろん、腹筋や背筋も鍛えられるので、全身を鍛えたい方におすすめ。先端に配置されたハンドルを掴めば、難易度の高い腹筋トレーニング「ドラゴンフラッグ」も行えます。また、充実した機能だけではなく、強靭なフレーム構造により、ハードなトレーニングでもしっかりと体を支えるため、安心して鍛えられます。折りたたむ際は、ピンを抜いてローラーを転がすだけでコンパクトになり、移動用の持ち手も付いていて収納性も高いです。
商品詳細 |
種類 |
アジャスタブル・マルチ・フォールディング |
耐荷重 |
500kg |
角度調節 |
背もたれ10段階・座面5段階 |
折りたたみ機能 |
〇 |
キャスター |
〇 |
保証 |
90日間 |
MAXSHARE フラットインクラインベンチ
MAXSHARE フラットインクラインベンチ
マックスシェアーのトレーニングベンチは、上級者向け腹筋トレーニングである『ドラゴンフラッグ』を行うことが出来ます。
腹筋を鍛えてお腹周りを引き締めたい方におすすめになります。
また、背面角度を90度まで上げられるので、ショルダープレスなど肩を鍛えるトレーニングも可能なトレーニングベンチです。
商品詳細 |
種類 |
インクライン |
耐荷重 |
260kg |
角度調節 |
背面8段階・座面4段階 |
折り畳み機能 |
- |
キャスター |
- |
保証 |
1年間 |
GOGOJUMP トレーニングベンチ
GOGOJUMP トレーニングベンチ
GOGOJUMP インクラインベンチは、使いやすさと利便性が特徴で、自宅やスポーツジム問わず使用可能です。角度調節は背もたれを持ち上げて引っ掛けるだけなので、ネジやピンの取り外しの必要がなく、スピーディーに次のトレーニングへと移行できます。準備時間を短縮することは、筋トレのモチベーションを高く保つためにも効果的です。頑丈なスチールチューブ製のフレームに、ゴムパッドや脚キャップにより、床を傷つけずに安定性の高いトレーニングを実現します。
商品詳細 |
種類 |
インクライン・マルチ |
耐荷重 |
227kg |
角度調節 |
背もたれ7段階・座面5段階 |
折り畳み機能 |
○ |
キャスター |
- |
保証 |
1年保証 |
RITFIT トレーニングベンチ
RITFIT トレーニングベンチ
RITFIT トレーニングベンチは、斬新な色合いが特徴のアジャスタブルベンチです。特性レッグホルダーを使えば、腹筋のトレーニングにも効果的〇。また、フレームをアップグレードすることにより、400kgまで耐えられる耐荷重を実現し、大きな滑り止めパッドで高さを調整して安定性を高めています。他のメーカーには無い色合いや、トレーニング時の安定感を求める方におすすめです。
商品詳細 |
種類 |
アジャスタブル・フォールディング |
耐荷重 |
400kg |
角度調節 |
背もたれ6段階・座面3段階 |
折り畳み機能 |
〇 |
キャスター |
|
保証 |
- |
LEADING EDGE LE-B80
LEADING EDGE LE-B80
リーディングエッジのLE-B80の特徴は、フレーム付き8cm厚の複合シートです。レッグレイズやドラゴンフラッグなど、強度の高いトレーニングはもちろん、耐久性の高い4層のクッション素材により背中をしっかり支えます。日本人の体型に合わせてシート幅は27cmを採用しており、腕の動きを最大限に広げられるサイズです。また、独自の専用フレームを採用しており、負荷を分散する三点支持構造で、インクラインベンチの弱点であるしなりをカバーしています。
商品詳細 |
種類 |
アジャスタブル |
耐荷重 |
300kg |
角度調節 |
背もたれ6段階・座面3段階 |
折り畳み機能 |
- |
キャスター |
- |
保証 |
1年保証 |
BTM 6WAYトレーニングベンチ
BTM 6WAYトレーニングベンチ
これから本格的に筋肉を鍛えていく方におすすめなのが、BTMの6WAYトレーニングベンチです。角度調節機能に加えてハンドルやフットレストが採用されているので、トレーニングベンチの枠を超えて幅広い鍛え方ができます。また、折りたたむことで簡単に収納できるため、邪魔にならず部屋のスペースが限られている場合でも安心です。コスパが良いので、汎用性も収納性も譲れない方は、チェックしておきましょう。
商品詳細 |
種類 |
アジャスタブル・マルチ |
耐荷重 |
200kg |
角度調節 |
〇 |
折り畳み機能 |
〇 |
キャスター |
- |
保証 |
1年保証 |
合わせて購入したいアイテム
ベンチを使ったトレーニングを始める際に、用意しておきたいアイテムについてご紹介します。
トレーニングマット
ホームジムや自宅でトレーニングを行う場合、直置きだとカーペットや床が傷ついたり汚れたりすることが考えられます。
トレーニングマットやジョイントマットを敷いておくと、床面の保護だけでなく騒音の軽減にも効果的なので、ベンチの設置場所に合わせて検討してみましょう。
程よい硬さのトレーニングマットなら、ベンチの安定性も高められるためおすすめです。
リストラップ
ダンベルやバーベルを使用したハードトレーニングを検討している方は、手首の怪我を防ぐためのリストラップがおすすめです。
ダンベルプレスやベンチプレスなど、強度の高いトレーニングは、筋肉だけでなく手首の反りや関節にも負担がかかります。
手首に不安のある方だけでなく、怪我を防ぐためにもリストアップを装着しておくと安心です。
【まとめ】トレーニングベンチの選び方
以上が、トレーニングベンチの選び方&おすすめについての解説でした。
トレーニングベンチを使うと、様々な角度から筋肉を鍛えられるため、ワンランク上の筋トレに挑戦できます。
ダイエットから筋トレ本格派まで幅広く使えるので、トレーニングベンチの選び方やおすすめを参考にして自分のトレーニングスタイルに合わせて探してみてください。
監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)
高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。
LYB-Fitの筋トレで身体づくり