自宅で本格的に筋トレをするなら、トレーニングベンチは欠かせません。
トレーニングベンチはダンベルやバーベルと組み合わせて使うことで、真価を発揮します。
しかし、トレーニングベンチと言っても色々な種類が販売されていて、どれが良いのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、トレーニングベンチの選び方について解説します。
おすすめモデルもご紹介しますので、選び方を参考にして自分の筋トレスタイルに合ったトレーニングベンチを見つけてもらえれば幸いです。
トレーニングベンチ最大のメリットは、筋トレメニューのレパートリーが増える点です。
ベンチプレスやインクラインダンベルカールなど、トレーニングベンチと組み合わせた筋トレ種目は数多くあるので、全身の筋肉をさまざまな角度から鍛えられるようになります。
トレーニングベンチのデメリットは本体の大きさです。
頑丈さゆえそれなりの重さがあり、サイズが大きいので設置場所の確保が必要になります。
モデルによっては、移動用のローラーや収納性の高い折り畳み式もあるので、デメリットが気になる場合は、それらの機能も候補に入れておきましょう。
トレーニングベンチの選び方として大切なのは、種類を確認しておくことです。
様々な種類が存在し、用途や出来るトレーニングが異なるので、一つずつ確認していきましょう。
・フラットタイプ
・インクラインタイプ
・デクラインタイプ
・アジャスタブルタイプ
・マルチタイプ
・フォールディングタイプ
フラットベンチは、床に対して平行で一番シンプルな形状です。
フラットタイプの特徴は、安定感のある耐荷重や頑丈さが挙げられます。
角度調節機能はありませんが、ダンベルプレス・ダンベルフライ・ベンチプレスなどダンベルやバーベルと組み合わせることで、トレーニングの幅が大きく広がります。
インクラインベンチは、背もたれの角度を調節できるタイプで、上半身を起こしてトレーニングする事が出来ます。
インクラインベンチプレス・インクラインダンベルカール・ショルダープレスなど、大胸筋上部や三角筋他、上半身の筋肉を鍛えるトレーニングに適しています。
デクラインベンチは、頭の位置を低くして足の位置が高くなるように角度調節ができます。
デクラインベンチのトレーニングは、独特な体勢のため代用が難しく、筋トレ種目のバリエーションを増やしたい方はチェックしておきましょう。
フラットはもちろん、インクラインとデクライン両方の機能を兼ね備えているのが、アジャスタブルベンチです。
多機能な分、他の種類と比較して若干高めではありますが万能です。
トレーニング初心者から上級者まで使えるので人気が高く、筋トレを続けていくのであれば、長く愛用することが出来ます。
フォールディングベンチとは、折り畳むことができる収納性の高いタイプです。
本体サイズが大きいと言うデメリットを改善して、コンパクトに収納できるので、スペースが限られている場合や収納性を求める方にピッタリです。
トレーニングベンチに、レッグレイズやプリチャーカール、バーベルラックなどの機能が備わったタイプをマルチベンチと呼びます。
メーカーのモデルによって機能が異なるので、自分のやりたいトレーニングがあるか確認しましょう。
マルチタイプの種類によっては、上半身から下半身まで全身の筋肉を鍛えられるので、筋トレ初心者〜上級者まで幅広く使うことができます。
ここからは、トレーニングベンチを買ったけど失敗した、と言うことがないように、選び方のポイントについてご紹介します。
耐荷重の選び方は、『自分の体重+負荷の重量<耐荷重』となるようにしましょう。
筋トレを続けていけば、自分の体重や扱う負荷のウェイトも自然と増えていきますので、一般的に200kg以上の耐荷重だと安心です。
シートのサイズや高さの選び方は、トレーニング中の安定感に関わるためしっかりと確認しておきましょう。
トレーニングベンチは、足を掛けたり仰向けになったり様々な使い方のトレーニングがあるので、自分の体格に合わせることが選び方のポイントです。
床からシートまでの高さは、一般的に40cm〜42cm前後で足つきが良く、トレーニングのフォームが安定しますので選び方の参考にしてください。
シートの幅は、30cm前後が肩関節の可動域に影響しないサイズです。
トレーニングベンチを使わない時に片付けることを想定しているのであれば、折り畳み式のフォールディングベンチをチェックしておきましょう。
折り畳み後のサイズが収納場所に入るのか、簡単に広げられるのかなど、実際の使い方をイメージしておくことが折り畳み機能の選び方として大切です。
使い終わって収納する際や移動させる場合に便利なのが、移動用キャスターです。
トレーニングベンチは本体の重量が重く、女性だと移動させるのが大変なケースもあります。
トレーニングベンチの選び方で一番大切なのは、種類についてです。
先ほども解説した通り、トレーニングベンチの種類によって、出来るトレーニングが大きく変わってきます。
ご自身のトレーニングの内容に合わせた選び方が大切です。
トレーニングベンチの種類 | 主なトレーニング内容 |
---|---|
フラット | シットアップ・ダンベルプレス・ダンベルフライ・ベンチプレス・ブルガリアンスクワット他 |
インクライン | インクラインダンベルカール・インクラインダンベルプレス・インクラインダンベルフライ・インクラインベンチプレス・ショルダープレス他 |
デクライン | シットアップ・デクラインダンベルプレス・デクラインダンベルフライ・デクラインベンチプレス・ドラゴンフラッグ他 |
アジャスタブル | フラット・インクライン・デクラインベンチの内容全て |
マルチ | プリチャーカール・レッグレイズ・フラットベンチの内容全て(メーカーやモデルにより異なります) |
ここからは、トレーニングベンチのおすすめ6選をご紹介します。
それぞれの特徴を表にまとめましたので、トレーニングベンチの選び方と合わせて参考にしてみてください。
以上が、トレーニングベンチの選び方&おすすめについての解説でした。
トレーニングベンチを使うと、様々な角度から筋肉を鍛えられるため、ワンランク上の筋トレに挑戦できます。
ダイエットから筋トレ本格派まで幅広く使えるので、トレーニングベンチの選び方やおすすめを参考にして自分のトレーニングスタイルに合わせて探してみてください。