もっと大胸筋のボリュームを増やして、胸板を分厚くしたい男性や、バストアップを目指す女性もいるかと思います。
ご紹介する『インクラインダンベルプレス』は、男性女性ともにメリットが多く、大胸筋上部をメインターゲットとして鍛えられる最適なトレーニング種目です。
今回は安全にインクラインダンベルプレスを行うために、正しいやり方やフォームについて解説します。
大胸筋上部を効率的に鍛えたい方は、参考にしていただけると幸いです。
インクラインダンベルプレスを行うとどの様な効果があるのか、メリットについて確認してみましょう。
インクラインダンベルプレスでは、大胸筋上部をメインに鍛えられるので、胸板のボリュームアップ効果があります。
大胸筋上部を鍛えられるのはインクライン種目だけなので、盛り上がった胸板を手に入れられるのは、インクラインダンベルプレスの大きなメリットです。
女性にとって嬉しいバストアップ効果もあります。
大胸筋上部はバストを上げる効果がありベンチプレスでは鍛えられない部位なので、インクラインダンベルプレスで得られる大きなメリットです。
大胸筋は上半身の中でも大きな筋肉なので、鍛えて筋肉量が増加すると基礎代謝が上昇します。
基礎代謝が上昇すると消費エネルギーも増加するので、痩せやすく太りにくい体質へと変化してダイエットにも効果的なトレーニングです。
インクラインダンベルプレスのトレーニングでは、大胸筋の上部がメインターゲットになります。
サブターゲットとして、上腕三頭筋や三角筋前部に刺激が入る筋トレ種目です。
大胸筋上部は、腕を斜め上に押し出す動作で使われる筋肉なので、鍛える場合はインクラインダンベルプレスが最適です。
インクラインダンベルプレスのやり方についてご紹介します。
一般的にインクラインダンベルプレスは、ベンチプレスで使うバーベル重量の7割程度の重さになるようにダンベルを選びましょう。
例えば、50キロのバーベルでベンチプレスを行うのであれば7割で35キロになるので、片側17.5キロのダンベルを2個用意してください。
ベンチプレスと違い、インクラインダンベルプレスは両手でそれぞれのダンベルを持ち上げるやり方でバランスが取りにくいため、軽めの重量からトライしてみましょう。
インクラインダンベルプレスの効果を最大限に発揮するには、意識するべきやり方やポイントがあります。
効率よく筋肉を鍛えるためにも、しっかりとやり方・フォームを身につけてトレーニングを行いましょう。
インクラインダンベルプレスのやり方は、肩や関節を保護するために肩甲骨を寄せます。
肩甲骨を寄せると自然と背中にアーチが出来るのですが、過度に背中を反らせたりお尻を浮かせたりするやり方は、大胸筋上部を鍛えられなくなってしまいます。
インクラインダンベルプレスを続けて疲れてくると、徐々にやり方・フォームが乱れる場合があるので、効率よく筋肉を鍛えるためにもインクラインダンベルプレスの正しいやり方とフォームを確認しながら鍛えましょう。
筋トレを始める時は、入念にストレッチをするように心掛けましょう。
ストレッチ前の筋肉は固く血流も悪いので、いきなりトレーニングを始めると怪我の原因になるため注意が必要です。
ストレッチを十分に行い筋肉の柔軟性を高めておくやり方は、筋トレパフォーマンスも向上するので筋力を発揮しやすくなります。
インクラインダンベルプレスはベンチプレスと違い、片腕でそれぞれダンベルを持ち上げるのやり方なので、バランスが非常に不安定です。
重いダンベルで無理なトレーニングをすると、やり方やフォームが崩れてしまい怪我のリスクが高まります。
特に初心者の方は、軽めのダンベルでやり方とフォームを身に付けてから、少しずつ重量を上げていきトレーニングに慣らしていきましょう。
トレーニングで大胸筋を鍛えた後は、プロテインを摂取して筋肉に栄養を補給しましょう。
筋肉に負荷を掛けて損傷した筋繊維は、タンパク質を栄養源にして強力な筋繊維へと修復・成長します。
筋肉の成長に必要な栄養素をプロテインで補給して、インクラインダンベルプレスの効果を最大限に発揮させましょう。
味にもこだわりがあり、50種類以上のプロテイン【Myprotein】
以上、インクラインダンベルプレスのやり方についての解説でした。
胸板やバストアップの元となる大胸筋は大きな筋肉であり、上部を鍛えるために最適なトレーニングです。
効率よく大胸筋を鍛えるために、インクラインダンベルプレスの正しいフォームを身につけて安全に筋肉を鍛えましょう。