最近は個人の健康意識が高まりつつあり、自宅でも身体を動かして筋トレする人が増えてきています。
そんな筋トレブームに合わせて、筋トレグッズにも注目が集まっており、大手通販サイトや量販店などにも、たくさんの種類の筋トレグッズが販売されています。
手軽に筋トレグッズが購入できるのは良いけど、種類や重さ・素材の違いなど選択肢が多過ぎて、どれを選べばいいか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、各種筋トレグッズの鍛えられる筋肉や役割、おすすめ商品をまとめてみました。
フィットネスや筋トレなど、ご自分の運動目的に合った理想の筋トレグッズを探してみてください。
筋トレグッズには、ダンベルやトレーニング、懸垂マシンなど多くの種類が販売されており、それぞれ鍛えられる筋肉部位も異なります。
筋トレアイテムを選ぶ際は、自分の筋トレ目的に合わせて選ぶことがおすすめです。
各種筋トレグッズの特徴を一覧にまとめましたので、ご紹介します。
ダイエットや筋トレなど、目標を達成するために筋トレアイテムの購入を検討していると思いますが、どこの筋肉を鍛えられるのかを、事前に把握しておくと失敗しない筋トレアイテム選びができます。
メーカーによっては、汎用性が高く様々な筋肉を鍛えられるモデルもありますが、ここでは一般的な筋トレアイテムを基準として一覧にまとめました。
筋トレアイテムを探している方や、鍛えられる部位が分からない方は、選ぶ際の参考にしてみてください。
種類 | 鍛えられる筋肉部位 | 特徴 |
---|---|---|
ダンベル | 全身の筋肉 | 使い方は無限大 |
チューブ・バンド | 全身の筋肉 | ややダイエット向け |
腹筋アブローラー | 腹筋 | 腹筋を鍛えるならおすすめ |
プッシュアップバー | 大胸筋、上腕三頭筋 | 負荷の高い腕立て伏せができる |
チンニングスタンド | 腹筋、背筋、上半身の筋肉 | 背中や上半身を鍛えたいならおすすめ |
バランスボール | 体幹 | ダイエットやエクササイズ向け |
ハンドグリッパー | 握力、前腕 | 握力の強化に特化 |
ダンベルは定番の筋トレグッズであり、筋トレグッズと言えばダンベルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ダンベルを使ったトレーニングの種類は数多くあり、ダンベルさえあれば上半身から下半身まで全身の筋肉を鍛えられると言っても過言ではないほど、万能な筋トレグッズです。
ダンベルは大きく2種類に分けられて、重量が一定の『固定式ダンベル』と、重量を変更できる『可変式ダンベル』があります。
固定式ダンベルの特徴は、重さを使い分ける場合に数種類用意する必要があり、保管場所やスペースが必要です。ダンベルの重量変更は、ダンベルを持ち替えるだけで済むので、置き場所を確保できるスポーツジムなどに向いています。
可変式ダンベルは、ダンベルの重さを任意に変更できる点が特徴です。ダンベルひとつ分のスペースがあれば良いので、自宅などスペースが限られている場所に最適です。
また、重量変更もワンタッチでできるので、数種類の重さを使い分けたい場合にも重宝します。
部分的なダイエット目的なら、軽めの固定式ダンベルが使いやすく、全身の筋トレを考えているのであれば、可変式ダンベルがおすすめです。
トレーニングチューブは、チューブやゴムの張力を利用して筋肉に負荷を掛ける筋トレアイテムです。
収納性に優れており持ち運びもコンパクトで容易なので、どこでもトレーニングやエクササイズができます。
負荷の軽いバンドから負荷の高いバンドまでセットになっている商品もあり、ダイエットを始める方にも、筋トレ用としても幅広い用途で使い分けられます。
ダンベルと同様に、使い方によって腕や胸、上半身から下半身まで全身の筋肉を鍛えられるので、汎用性が高くおすすめの筋トレアイテムです。
腹筋ローラー(アブローラー)は、腹筋や体幹を鍛えることに特化しており、お腹周りを引き締めたい方におすすめな筋トレグッズです。
お手頃価格の商品も多く、腹筋ローラー本体もコンパクトなので、場所を選ばず手軽にトレーニングを始められます。
腹筋ローラーのローラー形状は、見た目の変化だけでなくトレーニングの難易度が変わってきます。
二輪のローラーや太いローラーは安定感が高いですが、一輪で細いローラーは不安定で身体のバランスを保つための筋力も必要となり上級者向けです。
自分のレベルに合わせて選ぶことが、効率よく腹筋を鍛えられるポイントになります。
足や膝をついて腹筋ローラーを転がすだけの簡単そうに見えるトレーニングですが、実は見た目以上にハードな筋トレです。
プッシュアップバーは、腕立て伏せ(プッシュアップ)で大胸筋の可動域を広げて負荷を高める筋トレアイテムです。
プッシュアップバーを使用して腕立て伏せを行うと、通常時よりも身体が深く沈むので、大胸筋を大きくストレッチさせて鍛えられます。
腕立て伏せでは物足りない方や、大胸筋を鍛えて胸板のボリュームアップやバストアップなど目指す方におすすめです。
チンニングスタンドは、懸垂マシンやぶら下がり健康器とも呼ばれており、ぶら下がって身体をストレッチしたり、懸垂を行ったりする筋トレ器具です。
懸垂は自重トレーニングの中でも負荷の高い筋トレで、背中や上半身を効率よく鍛えられます。
本格的に鍛え始めようと考えている方に非常におすすめです。
チンニングスタンドは、ぶら下がると全体重がかかるので、安全に使用するためにもしっかりとした安定性が大切になります。
商品を選ぶ際は、耐久性の目安となる耐荷重や、丈夫な本体構造をしているものを基準にします。
特に、耐荷重に関しては、自分の体重と同じくらいではなく、1.5〜2倍くらい余裕があると安心です。
耐荷重が体重と同じくらいだと、チンニングスタンド本体がグラついて、トレーニングの危険性が高まるので気をつけましょう。
上半身を効率よく鍛えられるチンニングスタンドですが、本体サイズが大きいというデメリットがありますので、購入する際は、本体サイズと設置場所の確保が必要です。
最近では、ドア枠や柱を利用して懸垂できる、コンパクトな取り付けタイプも販売されているので、スペースが確保できない場合や設置場所に応じて選びましょう。
ダイエットやフィットネスのアイテムとして人気のバランスボールは、体幹トレーニングや運動不足解消におすすめな筋トレグッズです。
スポーツ選手やアスリートのトレーニングに取り入れられることもあり、体幹トレーニンが身体能力を高めるために重要だと言うことが分かります。
男性は体幹を鍛えて筋力の底上げに、女性はダイエット・フィットネス用として使えるので1つ持っていると重宝します。
バランスボールは比較的価格が安く、テレビやスマホを見ながらトレーニング出来るので、手軽に始めやすい筋トレグッズとしてもおすすめです。
コンパクトなハンドグリッパーは、握力や前腕を鍛える専用の筋トレグッズです。
商品には20kg・30kgなどの負荷が表示されているものや、負荷が調節可能なタイプなど種類が多いので、自分の筋力に合わせて適切なハンドグリッパー選びをおすすめします。
グリップ部分には、ゴムやプラスチック、金属などメーカーによって素材が異なるので、購入前に確認しておきましょう。
握力や前腕の筋力向上は、他のトレーニングで力を発揮しやすくなるので、鍛えておいて間違い無いです。
また、握力に自信のある方は『キャプテンズ・オブ・クラッシュグリッパー(coc グリッパー)』がおすすめ。
強度No.3を閉じることができれば、メーカーから認定を受けられるので、試してみてはいかがでしょうか。
以上が、筋トレグッズのおすすめと選び方についての解説でした。
筋トレ初心者の方が選ぶ際は、腕や胸、下半身など鍛えたい部位に合わせた筋トレアイテム選びが大切です。
それぞれの特徴と、トレーニングの目的を確認しながら、理想の筋トレグッズを見つけてください。
監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)
高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。