
二の腕のプルプルが気になる女性や、腕を太くたくましくしたい男性など、腕周りの悩みを解決してくれる筋肉が上腕三頭筋。
上腕三頭筋は二の腕部分にある大きな筋肉で、鍛えると腕周りの引き締めに効果的です。
今回は、上腕三頭筋を鍛えるダンベルメニューを動画付きでご紹介します。
腕周りの悩みを解決して、上腕三頭筋を引き締めたい方や初心者の方に、参考にしていただければ幸いです。
上腕三頭筋は二の腕部分に位置しており、力こぶの反対側に付いている筋肉です。
腕の中で一番大きな上腕三頭筋は、力の象徴である上腕二頭筋より2〜3倍ほどの大きさを誇ります。
大きな筋肉を鍛えると基礎代謝が上昇するので、腕周りの引き締めには上腕三頭筋のトレーニングが最適です。
また、腕を太くしたい場合も、上腕三頭筋の方が上腕二頭筋を鍛えるより効率的に太くする事が出来ます。
上腕三頭筋は自重トレーニングでも鍛えられますが、ダンベルで鍛えると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
トレーニングする前に確認しておきましょう。
ダンベルトレーニングのメリットは、上腕三頭筋をピンポイントで鍛えられる点です。
自分の筋力に合わせて適切な重量のダンベルを扱うことで、自重トレーニングよりも効果的に上腕三頭筋を刺激できます。
デメリットは、ダンベルを扱うフリーウェイトトレーニングなので、自重トレーニングと比較して怪我のリスクが高まる点です。
上腕三頭筋のダンベルトレーニングを始める際は、フォームの確認をしてから行うと安心ですね。
ここからは、上腕三頭筋のダンベルトレーニングをご紹介します。
それぞれのやり方やポイントをまとめてみましたので、上腕三頭筋を鍛える参考にしてみて下さい。
フレンチプレスは、ダンベルを両手で頭上に持ち上げた状態で、上下させる上腕三頭筋の筋トレです。
上腕三頭筋を鍛える、人気のダンベル種目です。
片腕ずつ集中して上腕三頭筋を鍛えることが出来ます。
ライイングトライセプスエクステンションは、上腕三頭筋を全体的に鍛えられる種目です。
ダンベルプレスは、上腕三頭筋・大胸筋・三角筋など上半身の筋肉を鍛えられる筋トレです。
バーベルを使うベンチプレスよりも上腕三頭筋の可動範囲が広く、筋肉を効率よく鍛えられます。
上腕三頭筋を鍛える際は、トレーニングの目的に合わせて回数と重量を設定していきましょう。
それぞれのメニューの組み方についてご紹介します。
腕周りを細く引き締めたい方は、筋肉の遅筋をターゲットにした有酸素運動寄りのメニューがおすすめです。
1セット当たりの回数を15〜20回程度に設定し、3セット行います。
ダンベルは、15〜20回で限界になる重さを選定しましょう。
目安の回数に届かない場合はダンベル重量を軽くし、20回以上出来てしまうようであれば、ダンベルを重くしてください。
回数に合わせて、筋力を使い切るようなメニューの組み方がポイントです。
筋肥大をさせて太い腕周りを作るなら、筋肉の速筋を鍛えるメニューがおすすめです。
速筋は瞬発的なパワーの発揮が得意なので、負荷を強く設定します。
1セットの回数を8〜10回で、3セット行いましょう。
8〜10回で限界になるダンベルの重さを選定し、三頭筋の筋力を使い果たすようにトレーニングすると効果的です。
たくましい腕を手に入れるために、筋肉を限界まで追い込んでください。
上腕三頭筋を鍛える際は、膝や肩に負担が掛からないように正しいフォームで行うことが大切です。
重すぎる重量や筋トレ終盤など、フォームが崩れた状態で上腕三頭筋のトレーニングを行うと、思わぬ怪我や事故の原因になるので注意しましょう。
肩や肘関節に少しでも違和感がある場合は、上腕三頭筋のトレーニング中止やフォームの見直しをおすすめします。
以上が、上腕三頭筋の鍛え方についての解説でした。
上腕三頭筋は腕の中で一番大きな筋肉なので、二の腕の引き締めや太く鍛えられて効果的です。
トレーニングの正しいやり方をマスターして、理想の上腕三頭筋を作りましょう。
上腕三頭筋を鍛えたらプロテインを摂取して、筋肉の成長をサポートすると、筋トレ効果を発揮しやすくなりますよ。
監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)
高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。