2023/08/01 23:12:58 2024/07/05 23:55:51
男性なら、太く鍛え上げられた腕に一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
筋トレをしている方の中は、腕を太くするために鍛えている方もいるかと思います。
しかし、腕を太くするには闇雲に鍛えるのではなく、腕周りを鍛えられるトレーニングで効率良く鍛えることが重要です。
そこで今回は、腕を太くするために鍛えるべき筋肉と、効果的な腕の筋トレ種目7選をご紹介します。
これから腕を太くしたい方や、思うように腕が太く鍛えられない方は参考にしてみてください。
腕を太くしていくためには、筋肉部位について理解することが大切です。
鍛えたい一心で腕立て伏せやシットアップを行っていても、腕の筋肉は鍛えられません。
腕の筋肉や役割を確認することは、効率良く腕を太くすることに繋がりますので、腕の代表的な筋肉をご紹介します。
上腕二頭筋は上腕の上側に位置する筋肉で、力こぶと呼ばれています。
力こぶと聞けば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。
大きく盛り上がった上腕二頭筋は力の象徴でもあるので、腕を太くしていくなら鍛えておきたい筋肉となります。
上腕三頭筋は二の腕部分に位置しており、腕で押す動作で使われる筋肉です。
腕の中で1番大きな筋肉なので、鍛えると効率良く腕を太くすることができます。
上腕三頭筋は上腕二頭筋よりも2〜3倍ほど大きいため、上腕三頭筋を鍛えるのは腕を太くしていくために重要だということが分かります。
上腕筋は上腕二頭筋の下側に付いている筋肉で、上腕二頭筋と同様に肘関節の屈曲に作用します。
上腕筋を鍛えて大きくボリュームアップすると、上腕二頭筋を押し上げて力こぶの大きさを底上げすることが可能です。
理想の腕周りを手に入れたい方は、鍛えておきたい筋肉になります。
ここからは、効率良く腕を太くするための筋トレメニューについてご紹介します。
ダンベルカールは上腕二頭筋を鍛えられる王道のダンベルトレーニングです。
力こぶを大きくして腕を太くしたい方は取り入れましょう。
バーベルカールは、ダンベルカールよりも上腕二頭筋の可動域が狭くなってしまいますが、その分高重量で腕の筋肉を刺激することができます。
ダンベルカールでは物足りない場合や、腕に大きな刺激を与えたい場合にバーベルカールはおすすめです。
ハンマーカールは上腕二頭筋・上腕筋・腕橈骨筋など上腕から前腕にかけて全体的にトレーニング出来る種目です。
バランスよく腕を太くしたい方におすすめの筋トレメニューになります。
キックバックは、二の腕にある上腕三頭筋をメインターゲットとしたダンベルトレーニングです。
片腕ずつ集中して鍛えられるので、効率良く腕を太くしていくことができます。
フレンチプレスは、ダンベルを両手で頭上に持ち上げた状態で、肘を屈伸させる筋トレ方法です。
両手でダンベルを持つので、トライセプスキックバックよりも高重量で上腕三頭筋を鍛えられます。
ディップスは、上腕三頭筋や大胸筋を鍛えられる自重トレーニングです。
手幅を狭くして上半身が床と垂直になるように動作することで、腕の上腕三頭筋を集中的に鍛えられるようになります。
逆手懸垂は手のひらが手前に来るようにしてバーを掴む懸垂方法です。
懸垂トレーニングの中でも、腕の上腕二頭筋をメインターゲットとした筋トレになります。
腕を太くしていくためのトレーニングで、効率良く鍛えるためのポイントを解説します。
たくましい腕周りを作るトレーニングは、高い強度で筋肉を追い込む必要があるため、2〜3日間隔の頻度で行うのが最適です。
鍛えられた筋肉は筋繊維が損傷し、たんぱく質などの栄養素を吸収しながら少しずつ成長していきます。
この修復と成長の過程を『超回復』と呼び、24〜48時間程度かけて行われるので、毎日トレーニングを行ってしまうと、筋肉の疲労が回復せず故障や運動パフォーマンスの低下につながります。
そのため、1日目に腕を鍛えたら、2〜3日目は背中や胸・腹筋や下半身など別の筋肉部位を鍛えて、バランスよく体を鍛えましょう。
筋肉を大きくするためには、速筋をターゲットにした鍛え方がポイントです。
速筋とは、瞬発的なパワーを発揮できる特徴があるので、太い腕を鍛える際はトレーニング強度を高くします。
1セットの回数を8~10回で、3セットを目安に行いましょう。
1セットで、10回以上出来てしまう場合はダンベルを重く、8回に届かないようであれば、ダンベルを軽くしてください。
回数を増やすのではなく、筋肉の力を使い切る様に鍛えると効果的です。
腕を太くしていく上で大切なポイントは、鍛えている筋肉の動きを意識することです。
筋肉の動きや負荷を感じながらトレーニングすると刺激が入りやすくなり、効率良く腕を太くできます。
トレーニングの正しいフォームは、筋トレの基本です。鍛えている筋肉にしっかりと負荷をかけることが、腕を太くしていくには重要になります。
また、誤ったやり方や崩れたフォームは、腕の筋肉を鍛えられないだけでなく、関節や筋を痛めて怪我の原因にもなりますので、腕を太くするためにも正しいフォームを身につけましょう。
腕を太くする筋トレでは、常に呼吸を意識してください。
正しい呼吸法は、腕の筋肉が収縮する時に息を吐く、伸長する時に息を吸うやり方です。
トレーニング中に呼吸を意識することで、体幹が安定して腕に力が入りやすくなります。
効率良く腕を太くしていくためには、タンパク質を摂取して、鍛えた腕の筋肉に栄養補給してあげる必要があります。
筋肉を成長させるためにタンパク質は必要不可欠なので、プロテインを摂取して筋トレの効果を最大限に引き出して腕を太くしましょう。
豊富なフレーバーが特徴の【Myprotein】なら、自分の好きな味を見つけてトレーニングのモチベーションを保ちやすくおすすめです。
筋トレは、始めてから成果が出るまで時間がかかります。
これは、筋肉の成長スピードによるものなので、腕を太くしたいからと沢山トレーニングしても短縮されません。
腕の筋肉は毎日少しずつ成長していくので、腕周りが太くなる効果が出てくるまで継続することが大切です。
以上が、腕を太くするためのトレーニングについての解説でした。
腕を太くしていくためには、上腕二頭筋や三頭筋をメインに、腕全体を鍛える必要があります。
それぞれの筋肉を意識した筋トレを行うことで、効率良く腕を太くできます。
鍛え上げられた腕周りは、男女ともに一目置かれる存在になりますので、ご紹介したトレーニングで理想の腕を作り上げてみてください。
監修:D-ONLINE(筋トレYouTuber)
高校生の頃から筋トレに目覚め、ジムには通わずに自宅で身体を鍛え上げ、家で出来るトレーニング『家トレ』を研究。現在は、育児や仕事に専念しつつ、筋トレに関する情報や記事の監修に力を入れています。記事に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。